40GbE対応スイッチ
MikroTikから発売された、世界最安の40GbE対応スイッチとも言える CRS326-24S+2Q+RMを手に入れたので紹介します。
スペック
- 10GbE SFP+ Port x24
- 40GbE QSFP+ Port x2
- Console Port x1
- 10/100 Ethernet Port x1
- USB Type-A x1
- PSU x2
- RouterOS L5 License
本製品の目玉は、40GbEに対応したことでしょうか。
40GbE対応のQSFP+ポートを2つ搭載しており、ToRのスイッチとしての利用を想定していると言えそうです。
また、MikroTikはこの他に、40GbE QSFP+をアップリンクとした1GbEスイッチを発表するなどしており、今後の40GbE製品の展開に期待が持てそうです。
さらに、MikroTikの製品は、安いものも含めてPSUが冗長化されているのが特徴だと言えます。
本製品も例にもれず、PSUは冗長化されています。
購入
EuroDKより、384ドルで購入しました。
安い…
この記事を書いている時点ではすでに売り切れとなっているようです。
外観
箱はCloud Router Switchのいつもの箱です。
中には簡単なマニュアル。
本体。
MikroTikCloud Router Switch CRS326-24S+2Q+RM
ポート
ポートは左からSFP+ 1から24 QSFP+ 1から2 となっています。
ポートの番付が下から上に1,2となっている点、間違えないように気をつけたほうがいい点ですね。
背面
背面にはPSUが2つ、Fanが3つ付いているようです。
CRS317-1G-16S+RM も所持していますが、背面のヒートシンクがなくなった点、スリムになったように感じます。
Fanはうるさい?
Fanのうるささは結構気にする人が多いと思います。
これについては、最新のRouterOS Stable 6.45.5 にすることで、低温時はFanは回転せず、温度が上がってくるとFanが回るようになります。
個人的にはこれでかなり静かになりました。
動作
40GbEについては、まだ対向が届いていないので、届き次第レビューしたいと思います。
本当に性能がでるの?
MikroTikが公開しているブロックダイアグラムを見る感じ、L2レベルであればしっかりとワイヤースピードが出そうです。
実際に、CRS317-1G-16S+RMではワイヤースピードが出ています。
利用用途
ラック内ではToRのスイッチとして、CRS317-1G-16S+RMが稼働中です。
2つ合わすと10GbE SFP+ Portが40Portと、一般家庭、ましてや私のような一人暮らしワンルームでは到底消費しない数のSFP+ポート数となります。
CRS317-1G-16S+RMとCRS326-24S+2Q+RMをどうやって使っていくか、考えものです。